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　アストローナ最大の港を臨むライカの広場のすみっこで、
異様な風体の男が脇目もふらずに絵を描いている。

どうやら、冒険者の似顔絵を描く「絵描き屋」のようだ。

＊＊＊　どんな絵を描いてるのか覗いてみる　＊＊＊

あなたが男の手許を覗き込んでいると、ふ、と男が顔をあげた。
「他のも見るか？　腐るほどあるぞ。　見飽きたら声をかけてくれ。」

＊＊＊　他の絵も眺めてみる　＊＊＊

「見ての通りの鉛筆絵描きだ。　アストローナにゃキレイに色まで付けてくれる絵師も多いぞ。
まぁ、それでも気に入ってくれたってんなら嬉しいが、な。」

「注文してくれるのか。　・・・ありがたいが、その前に聞いておいて欲しいことがある。
頼むから、ちゃんと聞いてくれ。　大事なことなのだ、おれら絵描きにとっては。」

＊＊＊　試しに話を聞いてみる　＊＊＊

「はじめに云っておく。　おれは人斬りが嫌いでな。　人斬りを支援しようってヤツも一緒だ。
もしキミがそうなら、悪いがこの話は無かったことにしてくれ。
・・・人斬りの顔なんざ、描きたくもねぇ。」

「おれの描いた絵を使うのは、ＤＫ３のゲーム中だけにしてくれ。　著作権は放棄しない。
もしキミが自作のプロフィールページに使いたいなら、必ず連絡をくれ。
事前でも事後でも、メールでも掲示板でもいい。　約束してくれるか？」

「承前、絵の改竄、掲示板やチャットのアイコンへの加工、バナーとしての使用も断る。
これは連絡をくれてもダメだ。　昔、ちょっとゴタゴタがあってな。　すまん。」

「注文時には、極力具体的なイメージを教えてくれ。　特に無いと云うならいっそおれに全部任せて欲しい。
一種ギャンブルだが、任せてもらえばそれなりにいい絵を描こう。　・・・後から文句云われても困るが、な。」

「最低限必要なのは、キミの名前、エントリーナンバー、年齢、性別、ってとこか。
それくらい教えてもらわんと、何描いていいかわからんしな。
髪、瞳、装備の色味に関しては、線画が出来るまでに決めておいてくれればいい。」

「ラフ、線画の各段階で伺いを立てるから、気に入らない部分があったらその時点で云ってくれ。
余程無理難題を云われない限りは気に入るように描き直そう。
ただ、こちらもそれなりに考えて描いている。　納得がいかねば頷かないこともあるかも知れんぞ。」

「それと、だ。　線画を確認ののち、仕上げ作業に入った段階での描き直しは勘弁してくれ。
正直面倒ってのもあるが、何より斜線引き始めてからの修正は絵が汚くなるだけだ。
何度か経験したが、そこまで描いてきた勢いを殺してまで修正した絵に、あまりいい絵はなかったしな。」

「絵を置いておくスペースはこっちで用意する。
仕上がった時にＵＲＬを指定するから、そのアドレスに直接リンクしてくれて構わない。」

「代金か？
初めての注文なら、結果絵のみが300serine、全身絵なら結果絵も付けて500serineほどいただこうか。
なに、今すぐ払え、ってんじゃない。　いくら何でもそんな無茶は云わんよ。
調えるべき装備と、キミのお財布とよく相談した上で払える時に払ってくれりゃいい。」

「もし気に入ってくれて、また新しい絵を注文してくれるようなことがあれば、その時は・・・
そうだな、結果絵のみなら500serine、全身絵なら1000serineほどいただこう。」

「最近とみに多いのが「使い魔」も描け、って注文なんだが・・・正直、困っている。
そのものズバリの資料でも提示してもらえればいいが、大概は写真も絵も無いのでな。
あったとしても、それをキャラ絵に組み込むには、一度立体として頭の中で理解した上で
手足や頭や目鼻の位置に至るまですべて再構築して平面に描かなきゃならんのだ。
申し訳ないが、ペットや使い魔を描く場合は、一体当たり1000serineを別に払っていただきたい。 」

「最後に、大事な約束だ。
支払いは銀行屋等を経由せず、キミ自身からおれ自身に送金して欲しい。
別人から送金されてきた場合はメッセージもそこそこに突き返すから、憶えておいてくれ。」

「色々うるさいことを云って、すまんな。
だが、それでも注文してくれると云うなら、喜んで絵を描かせてもらおう。
そんなキミなら、おれの描いた絵もきっと大切にしてもらえると思うからな。」

＊＊＊　注文する　＊＊＊

「ありがとう。　期待を裏切らぬよう、精一杯描かせてもらうぞ。」

そう云うと、「絵描き屋」は再び一心不乱に鉛筆を走らせ始めた。
２、３日で描き上がる、と豪語してはいるが、話半分に聞いておいた方がよさそうだ。
・・・見てる間に描きあげた、なんて噂も時折聞くが。

＊＊＊　ライカの広場から出る　＊＊＊

補足

＊＊＊　版権モノについて　＊＊＊

　版権モノを描くつもりはありません。
「○○って漫画の○○ってキャラ」との例示に対して、虫の居所によっては露骨に違うキャラ描くことがあるかも知れません。
だって、ここで、「版権キャラは描きません」って云ってますから。
イメージを伝える手段としては有効ではありますが、キャラの立て方ってのはあなたのオリジナリティの発揮のしどころでもあります。
どうぞ、面倒くさがらずに一踏ん張りして見せてください。

＊＊＊　「初めての注文」と、リセットを跨いでのキャラ絵の御利用について　＊＊＊

　リセットどころか、ＤＫ２から３への変遷も経験し、なんだかんだで休み休みながら結構続いてしまってる絵描き屋です。
上記文中の「初回」は、キャラとしての「初回」でなく、プレイヤーとしての「初回」とお考えください。
ですので・・・リセット前にご注文いただいたことのある方は、リセット後に新キャラの絵をご注文
いただく場合も「2枚目以降」の価格となります。　この点、あしからずご了承ください。

　尚、リセット前にご利用いただいていたキャラ絵は、リセット後にキャラが変わってもそのままご利用いただけます。
この場合、当然ながらお代はもういただいてますので再度のお支払いは無用です。

　ただし、新キャラが人斬りでないこと、これが絶対の条件です。

＊＊＊　人斬りについて　＊＊＊

DARK KINGDOM 3では、継続登録時の選択によってプレイヤーキャラに対して戦闘を仕掛けることが出来ます。
この行為やこれを行うものを、ＤＫ３関連サイトでは「人斬り」または「ＰＫ」と呼んでいます。
この絵描き屋を始めた理由自体、人斬りに斬られて身ぐるみ剥がされて無一文になった状態でパーティ呼び寄せる為の
資金をなんとか集めなきゃ（当時は呼ぶのにお金かかったんですよ）、ってのがあったもので、今でも人斬りは嫌いです。
知り合いなんて誰もいないし、救済サイトの抽選には外れるし、資金調達の為にひとりで街道に出れば殴り倒されるし(笑
いや、苦労しました。

また、個人的見解ですが、人斬りに対して資金や物品を提供する行為を「人斬りの支援」とみなし、人斬りと同様と判断しています。
人斬りが利用している銀行をあなたも利用している、と云う辺りはセーフと考えますが
人斬りの発行する株式（・・・まぁ、現状ＴＴＩの株くらいしかありませんが）を所持している方はアウトです。

また、お代を送金していただく際はご注文くださったご本人から、おれ宛に一括送金をお願いします。
銀行から送金があった場合や、特に事前の連絡も無しに別の方からご送金いただいたものに関しては
次の更新においてメッセージもそこそこに突き返す可能性がありますので、悪しからずご了承ください。

加えて、これは製作スキルと解錠スキルをお持ちの方に関わることですが、
特定の人斬りを顧客にもち、武具の製作や宝箱の解錠を継続的に請け負っている方は人斬りの支援者とみなしています。

その場合は、おれの絵は諦めてください。

絵の完成後にそのようなケースを確認した場合、絵を剥がしていただくようお願いすることがあります。
その際、いただいたお代はお返ししませんので、くれぐれもご注意願います。

もちろん、これはおれ自身の見解であり、あなたのプレイをガチガチに束縛しようとか、そういう考えはありません。
また、周辺サイトの掲示板やチャットにおけるプレイヤー同士の交流を阻害しようとかって意図もありません。

・・・２の２期から数えたＤＫ歴も結構長くなり、こんなおれですが、人斬りの知人・友人も出来ました。
彼らと言葉を交わすたび、自分のこの「反人斬り」と云うスタンスに対して深く悩んでも来ました。

人斬りを頭から否定するつもりは最早ありません。　毛嫌いもしてはいません。
でも、この反人斬りと云う立ち位置は、＊鉛筆番長＊というキャラでプレイする限り、これを貫いて行こうと思います。

＊＊＊　お約束の著作権について　＊＊＊

上の方にも書いてはありますが、念のため。
ご依頼によって描かせていただいた絵は、"DARK KINGDOM 3"の中だけでお使いください。
著作権は放棄いたしません。　第三者への譲渡・貸与も禁じます。

「プロフィール」に貼り付けたい、って方は、掲示板にて「貼り付けるよ！」って一言書くだけで結構です。
事後承諾でも構いません。　けど、必ず一言お願いします。

ご依頼、心よりお待ち申し上げております。

＊鉛筆番長＊　[E-No.783]

2003.06.08（暫定版）
2005.04.17（ＤＫ２→３への移行に伴い、そこだけ書き直し（全部直せ全部）
2005.09.08　ＤＫ３オープンテスト開始（から随分経過してますが）の為、全面改訂
2006.09.18　ＤＫ３第２期開始に伴いエントリーナンバー修正
2007.08.07　銀行の扱いと使い魔やペットについて、さんざっぱら苦慮の揚げ句、改訂
2007.08.13　ＴＴＩ株の所持について、悩んだ末に具体的に記述